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★今日何食べた?★

★今日何食べた?★

08.9パリ7、8日目

Paris 2008



■2008年9月21日■


心に残るピエロ



朝はちょっとのんびり・・・。

ホテルでいつものように朝ご飯をいただいた後、荷物整理をし、チェックアウト。

とりあえず帰国までは時間があるので、今日はまるまる1日遊ぶ予定。

スーツケースをホテルに預け、いざ!出発!


最初に向かったのは、またまたオランジュリー美術館。

最初に訪れたときにはノーチェックだったけど、ホテルに戻っていろんなガイドブックを眺めてたら

すんごぃ興味を持ってしまった絵があり、それを見に。

こちらです。
ピエロ3部作
私は勝手に「ピエロ3部作」と名付けているのですが、なんか見るたびにだんだん印象深くなってきちゃって

あっという間にお気に入り絵画の仲間入りしてしまいました。

「ピエロ3部作」というからには、他に2つあるってことですが、

そのうちの1つが展示されているお部屋はこの日は閉鎖して再会を果たすことはできず。

そしてもう1つはルーブル美術館にあるのですが、このエリアも封鎖しており、写真におさめることはできませんでした。

ちょとだけ残念・・・。


それから、これまた心惹かれたこちら。
マティスの『トルコ椅子にもたれるオダリスク』
なんかこの色彩がすんごい懐かしい気がして、幼い頃に憧れた色の組合せと言うか

うまく表現できないのですが、女性の背後のカーテンみたいなものの色合いに惹かれてしまった。

こちらはポストカードもゲット。

美術館って、ほんとに1度行っただけではダメだな~と実感。

心に残る芸術作品との出会いは思いがけないところでやってくるものだ。

そして何度見ても飽きないものなんですね~。


ランチは軽く、またCarrousel du LouvreのUniversal Restoへ。

ランチと言うよりも軽いおやつですね。


シャンゼリゼ大通&凱旋門



美術館を出た後は、やっぱし最終日なのでパリらしい雰囲気を楽しみましょうってことで、

いざ!シャンゼリゼ大通へ!(ベタ過ぎ?!)
シャンゼリゼ

最初は凱旋門までメトロで行くつもりだったのですが、

外の空気があまりにもすがすがしくて、無謀にも徒歩で凱旋門まで向かいました。



そしてやっと到着。
凱旋門1
凱旋門の周囲は放射線状に車道がありますが、地下道を通って凱旋門まで行くことができます。

凱旋門2

先日のノートルダムの400段近い階段ですっかり足が痛くなっているので

今回は凱旋門に昇ろう・・とはみじんにも思いませんでしたが、

やっぱすごい行列でした。

内部の天井も見事です。
凱旋門3



マドレーヌ寺院



一通り凱旋門の景観を堪能した後は、これまたベタなマドレーヌ寺院へ。

私達の今回の旅行での目的の優先度のかな~り低いところで

「マドレーヌ寺院の柱を触る」

っつーのがありまして、柱を触り(?)に。

ここはフランス革命時、処刑されたルイ16世やマリー・アントワネットの亡骸が運ばれた場所でもあります。
マドレーヌ寺院

シャンゼリゼ大通を徒歩で往復した私達はもう疲労困憊で(疲れてたのは私だけでしたが)、

しばし寺院の中で座りこんでおりました。



パリでのメイン・イベント~絶品のカキ♪




その後、わたくしたち的には、フランスでの食事のメイン・イベントとなる「生ガキを食す会!」の開催をすべく、

数日前からダーリンが目を付けていたお店に向かう。

イタリア、ミラノで食べたカキも激ウマだったし、欧州で食べるカキがすんごぃ楽しみでした。

で、ダーリンが見つけていたオペラ大通りにあるお店に行ってみたのですが・・・・。


なんか、すんごい敷居が高そうなレストラン・・・・。


こんなふざけた格好の日本人が訪れてもいいのでしょうか・・・というぐらいのゴージャス感・・・。

こりゃ、あたしたちには無理だよ。

ってことで、とっとと諦める。

勿論、他にもいくつか候補があったので、特に落胆はせず。


で、最終的に訪れたのが「LA TAVERNE」というレストラン。


ここで、生ガキを6ピースとビールをオーダー。

カキにもいろんなランクがありますが、私達はその中のいっちばんいいやつをチョイス。
絶品の生ガキ♪

これが、さすがNo.1だけあって絶品♪♪

私は十数年前、都内のちょっと高めの料亭で生ガキを食べてあたったことがあり、

それ以来都内では生ガキはほとんど食べなくなりました。

カキであたったときの辛さといったら、何にたとえたらいいのかわからないぐらい強烈。

もう二度とあんな思いはしたくない・・・。

今回も、5日目ぐらいからヘンな湿疹みたいなのが出だしてたりして、多分体調が万全ではなかったので

ちょっと心配でしたが、

このウマいカキだったら、たとえあたったとしても悔いはないだろうってゆーぐらいウマかった。

よく、カキは海のミルクと例えられますが、今回のカキほどその言葉を実感したことはありません。

で、あっという間に平らげてしまい、ダーリンと「お代わりしたいね~」などと話していた。

でもお値段ちょっと高めだったので、我慢することに。


しばらくしたら、お店のお兄ちゃんがやってきて、

「6個食べた?」

と質問してきた。。。。と、思った。

なので、「Oui」と返事をしたら、しばらくしてもう6個やってきた。

どうやらお代わりするかどうか聞いてたらしいってことが判明。

勿論、躊躇することなくもう6個しっかりといただきました。

カキとビールだけで、今回の旅行中の食事で一番の高値を更新でございました。

(ディナーショーなどは別ですが)

でも、ひじょーーーーーに満足。

また次回パリを訪れたら、ショーン・ペンのお店とともにここも訪れようと決意。



お店を出た時間は午後4時半ぐらい。

その後ホテル近くのカフェでカフェ・クレームを飲み、最終日のパリの雰囲気を堪能しました。

「まだまだ帰りたくないね~」

と何度も何度も繰り返しながら、おいしいコーヒーを味わいました。


そしてホテルに戻り、スーツケースを受け取り、

シャルル・ド・ゴール空港へ。


空港でいろいろとお土産を買いたかったけど、ここの空港の売り場はひじょーーにショボい。

ま、そんな文句の一つも言いながら22時過ぎの成田行きの飛行機に乗り込み、

パリを後にしたのでありました。



そして8日目


もうすっかり夜だったし、さんざん歩いたので、離陸直後に熟睡。

機内食をちょこっと食べて眠りにつき、目が覚めたら

「あと2時間で成田国際空港に到着いたします」のアナウンス。

夜の出発便っつーのは、寝てる間に目的地に到着するからラクですねっ♪

いつの間にか日付も変わり、成田到着は午後5時前。


そうして、楽しかったバカンスがあっという間に終わったのでありました。

あちこち欲張っていろんなとこに行かず、拠点のパリにのみ滞在の今回の旅。

ある意味、時間タップリで好きなことだけできた贅沢な旅だった気がします。

忙しい思いをして移動したりすると、それだけで疲れちゃうもんね。

もう、またすぐにお休みをとってどっか行きたいって気持ちだ。

すっかり現実逃避なカンジ。


次回フランスを訪れるときは南仏と決めている。

あ、でもその前に本当の南・・・南半球でのバカンスを楽しみたいかな♪

またブリンキーを抱っこしたいしね。



~おしまい~



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